省略言語。
文章を書くことを習慣付けたいがまあ六ヶ敷い
思いついたことは携帯しているメモ帳に記しているのであるが、
先日、箇条書き乃至単語の羅列が多いことに気が付いた
それ故に、このブログ上にて思考の言語化を行なおうと試みている訳である
然し乍ら書きたいことがまだまだ頭の中で纏まっていないから
自分の書いたことに対する違和感が拭えず、
一向に筆が進まない
現代の日本社会における表現能力の低下を憂いて
日本語のリハビリにと始めたのだから中身はどうだって良いのだが
数日後には自身の文章を消してしまいたくなるのだ
これでは元も子もないと思いなおし、
中身のなにやかやは一先ず置いておいて、
「アレ」「ヤバい」等の省略言語を用いないように努めようと決めた
他の人がそのような言語を省略言語と述べているのかは知らないが、
ここで述べる省略言語というのは、
本来であれば異なる言語として表される事柄が
その言葉一つで全てを包括してしまうような言語である
省略してしまうことによって、
人の持つ象徴は貧相なものとなる
つまり、〇△×とバラバラであった筈の象徴が
「形」という言葉の中に纏められて
最終的には元々あった〇△×は忘れ去られてしまうということである
人の表現力を憂う前に自身の言語能力を今一度顧みる必要がある